20190525 千葉県南部を震源地とする最大震度5弱(千葉・長南町)の地震(M5.1)

※2019年5月25日21時30分現在

地震諸元

地震諸元(気象庁)
発生時間(JST)2019/05/25 15:20
震源地千葉県南部
緯度(北緯、度)35.3°N
経度(東経、度)140.3°E
規模(マグニチュード)5.1
深さ(km)38(速報値より更新)
震度(5弱)千葉県長南町(ちょうなんまち)
備考・この地震による津波の心配はありません

面的推計震度分布図等(J-RISQ地震速報 防災科学技術研究所)

気象庁の記者会見

・「令和元年5月25日15時20分頃の千葉県南部の地震について」(2019/05/25 気象庁)
記者会見動画(TBS)

防災上の留意事項

揺れの強かった地域では、落石や崖崩れなどが起こりやすくなっている可能性がありますので、今後の地震活動に注意してください。
過去の事例では、大地震発生後に同程度の地震が発生した割合は1~2割あることから、揺れの強かった地域では、地震発生から1週間程度、最大震度5弱程度の地震に注意してください。特に今後2~3日程度は、規模の大きな地震が発生することが多くあります。

スロースリップとの関係性について

『気象庁が会見「今後1週間程度 震度5弱程度の地震に注意」』(2019/05/25 NHK)
千葉県東方沖の周辺では去年6月ごろ、地下のプレート境界がゆっくりとずれ動く「スロースリップ」と呼ばれる現象が発生し、地震活動が一時活発化していました。
この関係性について原田地震情報企画官は「この周辺のスロースリップ現象は去年6月ごろ以降は発生しておらず、今回の地震が発生した場所からしても関連はないと考えられる。ただ、今回のように地震はいつ起きるか分からないので、改めて地震の対策を進めてほしい」と話していました

専門家の見解

・『専門家「1週間は同程度の揺れに注意」』(2019/05/25 NHK)
地震のメカニズムに詳しい東京大学地震研究所の古村孝志教授は「今回の地震は、震源の深さやメカニズムから、陸側のプレートの下に南から沈み込んでいるフィリピン海プレートの内部で発生したとみられる」と分析しています。そのうえで、「今回の震源地は、プレートどうしがぶつかり、ふだんから地震活動の活発な場所で、今後の地震にも注意が必要だ。特に今後1週間程度は、同じ程度の揺れを伴う地震に注意する必要がある」と話しています

過去の地震

・千葉県で震度5弱の揺れを観測したのは、2018年7月7日に発生したマグニチュード6.0(震源:千葉県東方沖)の地震で、長南町で観測して以来

被害状況

※千葉県、NHK報道等

人的被害

軽傷:1名
・千葉市緑区:84歳女性(転んで体を打つ軽いけが→病院に運ばれ、手当てを受けている)

家屋被害

被害報告なし

その他の建物被害

・天井の一部崩落:千葉市(震度4)のボウリング場天井

『千葉市のボウリング場 天井の一部崩れる』(2019/05/25 NHK)
「最初は小さい揺れだったのが、5秒から10秒たって大きい横揺れになった。天井からガタガタという音が鳴りはじめ、危険を感じて逃げると天井がレーンに落ちてきた。もう少し前のほうにいたらけがをしていたかもしれない。ほかにも2人ほど客がいたが、客も店員もけがはなかったようでよかった」と話していました。
ボウリング場の従業員によりますと、地震のあと営業を休止し、落ちた天井の撤去などの対応に当たっている

インフラ

通信

※NHK報道より
・NTTドコモ:地震による基地局など設備の被害は確認されていない
・KDDI:地震による基地局など設備の被害は確認されていない
・ソフトバンク:地震による基地局など設備の被害は確認されていない

鉄道

<運転見合わせ>
・東海道新幹線:東京駅-小田原駅間(上下線)、地震による停電の影響→15:27に運転
・東北新幹線:地震による停電の影響→15:27に運転
・上越新幹線:地震による停電の影響→15:27に運転
・北陸新幹線:地震による停電の影響→15:27に運転
<列車の遅れ・運休>
・京成電鉄:一部の列車
・新京成電鉄:一部の列車が部分運休(京成電鉄への乗入れ中止のため)

行政の対応

政府

・15:22 総理大臣官邸の危機管理センターに情報連絡室を設置

千葉県長南町

・職員が町内をパトロール

・『千葉県で震度5弱 津波の心配なし』(2019/05/25 NHK)
長南町役場の警備員の男性:「最初、どんと縦揺れがきて、その後、10秒ぐらい横揺れが続いた。特に棚や机からものが落ちることはなく、町役場では停電もしていない」

報道

・『千葉県北東部で震度5弱の地震 津波の心配はなし』(2019/05/25朝日新聞)
JR東日本によると、地震の影響で、東京―大宮駅間を走行する新幹線に最大12分の遅れが発生している。同千葉支社によると、安全確認のために内房線(蘇我―安房鴨川)全線で運転を見合わせたが、「異常は確認されなかった」として、午後3時35分に再開した

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※必ずしも時系列ではありません

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