20210213 福島県沖を震源地とするM7.3の地震(最大震度6強)

※2021年3月3日12時現在(編集中)

地震諸元

地震諸元(気象庁)
発生時間(JST)2021/02/13 23:07
震源地福島県沖
緯度(北緯、度)37.7°N
経度(東経、度)141.8°E
規模マグニチュード 7.3(暫定値; 速報値7.1から更新)
深さ(km)55km(暫定値; 速報値約60kmから更新)
震度(6強)【宮城県】
蔵王町
【福島県】
相馬市、国見町、新地町 
震度(6弱)【宮城県】
石巻市、岩沼市、登米市、宮城川崎町、亘理町、山元町
【福島県】
福島市、郡山市、須賀川市、南相馬市、福島伊達市、本宮市、桑折町、川俣町、天栄村、福島広野町、楢葉町、川内村、大熊町、双葉町、浪江町
震度(5強)【宮城県】
仙台青葉区、仙台宮城野区、仙台若林区、塩竈市、白石市、名取市、角田市、栗原市、東松島市、大崎市、大河原町、村田町、柴田町、丸森町、松島町、七ヶ浜町、利府町、大郷町、大衡村、 涌谷町、宮城美里町 
【福島県】
いわき市、白河市、二本松市、田村市、大玉村、鏡石町、猪苗代町、泉崎村、中島村、矢吹町、玉川村、浅川町、小野町、富岡町、葛尾村、飯舘村 
【栃木県】
高根沢町、那須町
備考福島県中通りで、長周期地震動階級4を観測
面的推計震度分布図、建物被害推定(全壊)等(クライシスレスポンスサイト 防災科学技術研究所)
面的推計震度分布図等(JRISQ地震速報 防災科学技術研究所)

気象庁の記者会見

今回の地震について、「平成23年・2011年に東日本大震災を引き起こした巨大地震の余震と考えられる。余震が起きている範囲では地震活動は全体として徐々に低下する傾向にあるが、年間の発生数は巨大地震の前よりも多い状態が続いている。引き続き注意が必要」と警戒を呼び掛けています。

※記者会見動画:『宮城と福島で震度6強「東日本大震災の余震と考えられる」気象庁会見(2021年2月14日)』(2021/02/14 THE PAGE)

防災上の留意事項

・揺れの強かった地域では、家屋の倒壊や土砂災害などの危険性が高まっているので、今後の地震活動や降雨の状況に十分注意し、やむを得ない事情が無い限り危険な場所に立ち入らないなど身の安全を図るよう心がける。
・過去の事例では、大規模地震発生後に同程度の地震が発生した割合は1~2割あることから、揺れの強かった地域では、地震発生から1週間程度、最大震度6強程度の地震に注意する
※出典:『令和3年2月13日23時08分頃の福島県沖の地震について-「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」について(第89報)-』(2021/02/14 気象庁)

専門家の見解

政府の地震調査研究推進本部の地震調査委員会は、14日に会合を開き、今後1週間程度は最大震度6強程度の揺れに注意するとともに、揺れや津波への備えを改めて確認するよう、呼びかけています。

政府 地震調査委 “揺れや津波への備え 改めて確認を”』(2021/02/15 00:23 NHK)
揺れが強かった地域では今後1週間程度は最大で震度6強程度の地震に注意する必要があるとしたうえで、福島県沖を含む10年前の巨大地震の余震域では現在も影響は続き、地震活動が活発になっていると指摘しています。そのため余震域とその周辺では、今後も長期間にわたって規模の大きな地震が起き、津波を伴う可能性もあることに注意すべきだとしています。地震調査委員会の委員長で防災科学技術研究所の平田直参与は「今回の地震の震源域がもう少し浅いところで起き、規模がもう少し大きければ、津波は大きくなった可能性がある。沿岸に住む方は改めて津波への備えも確認してほしい」と呼びかけました。

懸念事項

屋根等の応急処置・応急修理の担い手不足

業者不足や自力では応急処置や修理が難しい世帯などで、家屋の被害がさらに進行することが懸念されます。これは、鳥取中部地震、島根西部地震、大阪北部地震、また、広範囲に屋根被害をもたらした2019年台風15号でも、大きな課題となりました。

報道

・『震度6強 福島 新地町 住宅などの被害相次ぎ修理作業追いつかず』(2021/02/16 19:24 NHK)
この工務店では、地震のあと新地町や相馬市などの顧客から修理の依頼が80件ほど入ったということです。多くは瓦が落ちた屋根の修理の依頼で、14人の職人がブルーシートを張るなどの応急措置に当たっていますが、すべての依頼にすぐには応えられない状況です。

大雨・強風や屋根からの転落などによる二次被害等

2月15日は、福島・宮城県などでの雨天予報。土砂災害や建物被害、特に、屋根損傷による雨漏り被害なども心配されます。また、屋根への応急処置の際の転落などの二次以外も懸念されます。
⇒雨漏り対策に関しては、支援団体の愛知人さんでは、屋内の雨漏り対策資料を公開⇒こちら

福島県沖の地震 あすの東北は雨 土砂災害の危険度が高まる 暴風の恐れも』(2021/02/14 tenki.jp)
揺れの強かった福島県や宮城県では、日付の変わる頃から雨の降りだす所があるでしょう。朝には広く雨で、午後は雨脚の強まる所がありそうです。地震により、すでに地盤の緩んでいる所もありますので、少しの雨でも、土砂災害の発生する危険度が高まります。雨は夜になると次第に止んできますが、沿岸部を中心に西よりの風が強まり、16日(火)にかけて暴風となる恐れがあります。地震で建物が傷んでいる可能性がありますので、建物の被害に警戒してください。また、交通への影響にも警戒してください

報道

・『福島県沿岸部中心に警報級大雨の恐れ…土砂災害も懸念』(2021/02/14 18:29 読売新聞)
福島地方気象台は14日、福島県沿岸部を中心に15日から16日にかけて、広い範囲で警報級の大雨になる恐れがあると発表した。同県の浜通りと中通りでは、15日昼過ぎから夕方にかけてピークとなり、1時間30ミリの雨が予想されている。夕方以降は暴風も見込まれる。地震による地盤の緩みで土砂災害も懸念され、同気象台が警戒を促している。

寒さによる体調不良等

16日以降、厳しい寒さが予想されています。被害を受けた自宅や避難所等で体調を崩してしまう可能性があります。防寒対策や十分な感染症予防を。

今週天気 一転冬に逆戻り 被災地も真冬の寒さに』(2021/02/14 19:18 tenki.jp)
16日(火)から18日(木)にかけて、日本付近は強い冬型の気圧配置になります。各地とも晴れますが、冷たく乾いた風が強く吹きます。山沿いを中心に雪雲の流れ込んでくる所もあるでしょう。さらに17日(水)頃は寒気の底となります。日中でも厳しい寒さが予想されますので、避難所では、寒さ対策はもちろんのこと、感染症にも十分ご注意下さい。

揺れや震災の記憶の蘇りによる心身の不調

・揺れそのものだけでなく、心身への影響が懸念されます。
⇒家族や近所、福祉関係者等からの安否確認・声掛け

一人暮らし高齢者・障がい者宅などでの片付け

激しい揺れで、家具の転倒や物が散乱している家庭も多く、片付けが一人では難しい世帯について、コロナ禍も相まって支援が難しくなる可能性。
⇒家族・親族や、一部の市町村では、ボランティアセンター等での感染予防しながらの支援やサポートの予定

報道

今後の地震や2次災害

1週間程度は震度6強の揺れに警戒と気象庁や専門家から注意が促されています。雪崩や土砂災害等へも十分な警戒や備えが必要です。

一部損壊など、目に見えにくい被害の確認とフォロー

屋根上の被害などの一部損壊家屋は、被害状況が見えづらく、また、揺れの範囲も広いため、被害状況把握には時間がかかる可能性があります。また、一部損壊と言えども、屋根瓦の損傷などは、雨漏りで生活するのが難しくなったり、建物全体へのダメージにつながる可能性があります(島根西部地震や大阪北部地震、山形県沖地震など)。
⇒防災科研の推計震度分布も参考になります。また、山形県沖地震の時のように、航空写真によるブルーシート展張具合から、専門家による一部損壊以下の被害などを見える化できる可能性もあります。

宮城県山元町の被害状況

防災科研の推定震度分布では、震度7相当のところがあり、建物被害や液状化の報告や、被害状況や宮城県内の報道が少なくなる可能性が懸念されます。なお、災害救助法の適用は現時点でありません。

報道

・『地震からあすで2週間 住宅被害集中の山元町は今・宮城』(2021/02/26 tbc東北放送)

福島県相馬市の被害状況

建物被害状況が大きいとされますが、福島県の被害報には住家被害が計上されていません。

避難状況

新型コロナウイルス感染症対策

・入口での職員が検温と消毒
・避難所内で家族ごとにテントが割り当てられ、家族以外の人との接触機会を減らす工夫
・感染疑いの方がいた場合の別室対応
・避難所敷地内での抗体検査

避難者数

福島県:29世帯43人(2021年2月16日15時現在)
―福島市
・NCVふくしまアリーナ(福島市体育館・武道場):10世帯17人
―郡山市
・富久山総合学習センター(富久山公民館):1世帯2人
・日和田地域交流センターセンター:1世帯4人
・総合福祉センター:12世帯15人
―相馬市
・スポーツアリーナそうま:4世帯4人
―国見町
・観月台文化センター(体育館)センター:1世帯1人
※『令和3年2月13日震度6強及び2月15日大雨・洪水・暴風警報による被害状況即報 (第13報)』(福島県)
宮城県:0世帯0人(2021年2月16日現在)
※仙台市太白区に1か所4名の自主避難者あり
※出典:『令和3年2月13日福島県沖を震源とする地震に伴う被害状況について』(宮城県)

報道


・(写真)『避難所で暖を取る人たち。感染症対策のため区画ごとに区切られていた=2021年2月14日、福島県相馬市』(2021/02/14 朝日新聞)

宮城・福島両県で162人、避難所で不安な一夜…「余震やコロナが怖い」』(2021/02/14 10:42 読売新聞)
郡山市の市総合福祉センターでは、自宅マンションが損壊したという男性(40)が、近隣住民の高齢者3人を車に乗せて避難してきた。男性は「もうマンションは住めないだろう」と肩を落とす一方で、「東日本大震災の時より、落ち着いて行動できた。食料のほか、マスクや消毒液も持参できた」と話した。一緒に避難した男性(78)は、「高齢者世帯で避難する手段がなかったが、助けてもらえた。ご近所付き合いの大切さを実感した」と話していた。

・相馬市⇒食料や毛布を市の職員が運んでいる。パーティションなどは備蓄していた。(NHK報道)

被害状況

人的被害

2021/02/17 02:30現在

都道府県別
都道府県名死亡行方不明重傷軽傷合計
岩手県11
宮城県447
51
山形県11
福島県48084
茨城県33
栃木県88
群馬県11
埼玉県112
千葉県112
神奈川県44
合計0010147157
※出典:『福島県沖を震源とする地震による被害及び消防機関等の対応状況(第10報)』(総務省消防庁)
市町村別
都道府県名市町村名死亡行方不明重傷軽傷合計
岩手県奥州市11
宮城県仙台市29
29
宮城県石巻市112
宮城県気仙沼市11
宮城県白石市213
宮城県栗原市22
宮城県東松島市112
宮城県大崎市44
宮城県大河原町11
宮城県亘理町11
宮城県山元町22
宮城県利府町11
宮城県大郷町11
宮城県大衡村11
宮城県美里町11
山形県新庄市11
福島県福島市21113
福島県郡山市11213
福島県いわき市33
福島県白河市22
福島県須賀川市 55
福島県相馬市55
福島県二本松市11
福島県南相馬市33
福島県伊達市99
福島県本宮市11
福島県桑折町134
福島県国見町55
福島県川俣町22
福島県鏡石町44
福島県天栄村11
福島県矢吹町77
福島県石川町11
福島県玉川村11
福島県小野町11
福島県新地町33
茨城県土浦市11
茨城県龍ヶ崎市11
茨城県桜川市11
栃木県宇都宮市 22
栃木県栃木市22
栃木県那須烏山市33
栃木県那須町11
群馬県渋川市11
埼玉県東松山市11
埼玉県越谷市11
千葉県君津市11
千葉県浦安市11
神奈川県川崎市11
神奈川県横浜市33
合計10147157
※出典:『福島県沖を震源とする地震による被害及び消防機関等の対応状況(第10報)』(総務省消防庁)
詳細

宮城県
・大河原町・白石市(を管轄する消防):4件の通報で軽いけが(ガラスを踏んだ等、NHK報道)
・石巻市・東松島市:2人が転倒などで病院へ
福島県
・福島市:8人けが(市消防本部、NHK報道)
・郡山市:重傷1名(67歳女性、右足骨折、NHK報道)
・福島市:重傷2名(左足骨折、NHK報道)
栃木県
・宇都宮市:地震の影響で停電し、信号が消えていたとみられる交差点で歩行者が轢かれる事故。歩行者は40代男性で病院に運ばれ意識はあり。事故を起こした車は現場から逃走していて警察が轢き逃げ事件として行方追う(TBS報道)
新潟県
・南魚沼市:避難しようとしてケガ(80代男性、自宅の階段から落ち頭にけがをして病院に搬送、NHK報道)⇒地震によるケガには含めない(新潟県)
茨城県
・桜川市:自宅にいた90代の男性の額に壁から落ちてきた額があたり、出血(NHK報道)
・龍ケ崎市:自宅にいた20代の女性が落ちてきた物で頭にけが(NHK報道)
・土浦市:地震に驚いた20代の女性が呼吸が苦しいと訴え、病院に搬送された(NHK報道)
群馬県
・渋川市:80代の女性が地震に驚いてベッドから落ち、頭を打つなどして緊急搬送された(NHK報道)

住家被害

都道府県別
都道府県名全壊半壊一部破損床上浸水床下浸水合計
宮城県186186
山形県11
福島県1,4181,418
合計001,605001,605
※出典:『福島県沖を震源とする地震による被害及び消防機関等の対応状況(第10報)』(総務省消防庁)
市町村別
都道府県名市町村名全壊半壊一部破損合計
宮城県岩沼市11
宮城県登米市11
宮城県山元町184184
山形県寒河江市11
福島県会津若松市11
福島県白河市1414
福島県川俣町77
福島県天栄村88
福島県下郷町11
福島県湯川村11
福島県塙町11
福島県石川町1010
福島県平田村22
福島県三春町3939
福島県小野町1010
福島県富岡町22
福島県川内村1616
福島県葛尾村66
福島県新地町1,3001,300
合計1,6051,605
※出典:『福島県沖を震源とする地震による被害及び消防機関等の対応状況(第10報)』(総務省消防庁)

火災

宮城県
・仙台市消防局 1件(仙台市内の美容院)→鎮火済み
・塩釜地区消防事務組合消防本部 1件(塩竈市内の集合住宅、負傷者なし)→鎮火済み
福島県
・郡山地方広域消防組合消防本部 1件(郡山市内の一般住宅)→鎮火済み
※出典:『福島県沖を震源とする地震による被害及び消防機関等の対応状況(第7報)』(総務省消防庁)

報道


※『宮城県で最大震度6強 地震直後に県営住宅で火災発生 東北新幹線一部運転見合わせ』(2021/02/14 仙台放送ニュースチャンネル)

土砂災害

福島県
・相馬市内常磐自動車道上で土砂崩れ発生
→相馬地方広域消防本部により対応
・二本松市内エビスサーキット場で土砂崩れ発生
→負傷者等詳細確認中
※出典:『福島県沖を震源とする地震による被害及び消防機関等の対応状況(第7報)』(総務省消防庁)

報道

液状化

推計

・液状化被害の推計結果(国土地理院)⇒クライシスレスポンスサイト(防災科研)
※国土地理院が公開した地震時地盤災害推計システムによる液状化被害の発生可能性箇所(PDF)をジオリファレンスしたもの

断水

2月14日16時現在、地震による影響で4,353戸が断水中です。
宮城県
・仙台市:70戸(配水管の破損による)
・石巻市(石巻地方広域水道企業団):10戸(配水管の破損による)
・丸森町:20戸(水道管の破損による)⇒応急給水実施中
山元町:2,880戸(水道施設の破損による)⇒応急給水実施中
福島県
・いわき市:70戸(配水管の破損による)⇒応急給水実施中
・福島市:126戸(配水管の破損による)⇒応急給水実施中
・白河市:71戸(配水池の破損による)⇒応急給水実施中
・矢吹町:75戸 (水道施設の破損による)⇒応急給水実施中
・相馬地方広域水道企業団(新地町):630戸(送配水管の破損による)⇒応急給水実施中
・桑折町:100戸(配水管の破損による)⇒応急給水実施中
・天栄村:300戸(配水管の破損による)
・『福島県沖を震源とする地震による被害状況等について(第4報) 』(2021/02/14 16:00 厚生労働省)

報道

停電

・東京電力管内:地震に伴う停電は解消済。
・東北電力管内:地震に伴う停電は解消済。

発電所の停止情報

広野火力5,6号、福島天然ガスLNG1,2号、新仙台火力3-1,3-2、仙台火力4号、新地火力1,2号、原町火力1,2号、常陸那珂共同火力
※出典:『福島県沖を震源とする地震の被害・対応状況について(2月14日(日曜日)16時00分時点)』(2021/02/14 経済産業省)

ガス

都市ガス

福島県郡山市
東部液化石油:2地点群で供給停止中
・中の平団地:低圧導管漏洩2か所(応急措置済み)⇒ボンベによる仮供給中
・新池下団地:低圧導管漏洩漏えい箇所特定作業中⇒ボンベによる仮供給中
※出典:『福島県沖を震源とする地震の被害・対応状況について(2月14日(日曜日)16時00分時点)』(2021/02/14 経済産業省)

道路

通行止め

2021/02/14 15:30現在
高速道路
・E6常磐道:相馬IC~亘理IC
公社有料
・福島空港道路:矢吹IC~玉川IC

被害状況

常磐自動車道
・道路の隆起:上り線の亘理町の鳥の海パーキングエリアと山元町の山元インターチェンジの間、約10メートルにわたり道路の隆起(宮城県警察本部、NHK報道)
・土砂崩れ:(福島県相馬市)
新潟県新潟市の道路
・冠水:新潟市中央区の下所島1丁目で、道路が冠水する被害。警察は地震の揺れで水道管が破損した可能性をみて調査(NHK報道)
福島県矢吹町の道路
・道路陥没:情報が寄せられている(NHK報道)
宮城県丸森町の道路
・法面崩壊:2019年10月の台風19号で大きな被害が出た筆甫地区で複数の道路ののり面が崩れているという情報(NHK報道)
福島県相馬市の国道115号線
・落石:相馬市山上で落石のため通行止め(建設事務所、NHK報道)

その他の被害

福島県
・電柱倒壊:いわき市平地区(いわき市役所、NHK報道)
・商店の一部天井崩落:中島村のドラッグストア「ウエルシア西白河中島店」⇒近くに人はおらずけがをした人はいない(NHK報道)

被害情報(行政)

国家

・『福島県沖を震源とする地震に係る被害状況等について』(内閣府)
・『令和3年 記者発表・公表資料一覧』(内閣府)
・『福島県沖を震源とする地震による被害及び消防機関等の対応状況』(総務省消防庁)
・『福島県沖を震源とする地震について』(国土交通省)
・『福島県沖を震源とする地震による被害状況等について』(厚生労働省)
・『福島県沖を震源とする地震の被害・対応状況について』(経済産業省)

都道府県

・『令和3年2月13日 震度6強による被害状況即報』(福島県)
・『令和3年2月13日福島県沖を震源とする地震について』(宮城県)

支援情報

行政

被災者生活再建支援法の適用状況

H5見出しa

【福島県】
福島市(ふくしまし)

災害救助法の適用状況

【福島県】
福島市(ふくしまし)、郡山市(こおりやまし)、白河市(しらかわし)、須賀川市(すかがわし)、相馬市(そうまし)、南相馬市(みなみそうまし)、伊達市(だてし)、本宮市(もとみやし)、桑折町(こおりまち)、国見町(くにみまち)、鏡石町(かがみいしまち)、会津美里町(あいづみさとまち)、広野町(ひろのまち)、楢葉町(ならはまち)、富岡町(とみおかまち)、浪江町(なみえまち)、新地町(しんちまち) ⇒これまでに取られた措置:避難所の設置
・『令和3年福島県沖を震源とする地震にかかる災害救助法の適用について【第1報】』(内閣府)

ブルーシートの配布

福島県相馬市(2月16日配布)
福島県新地町(2月17日配布)
<報道>

多言語支援

気象庁の多言語対応
災害時情報提供アプリ「Safety tips」(14か国語対応、観光庁)

社会福祉協議会・災害ボランティアセンター

※ボランティア募集に関しては、コロナ禍もあり、いずれも市町村内のみの募集や登録制です。また、問い合わせによる現地の負担を減らすため、出来るだけウェブサイトやfacebook等をご参照ください。
全国
・『令和3年2月13日福島県沖を震源とする地震』(全国社会福祉協議会)
主に社会福祉協議会による支援活動や運営支援などについてまとまっています。
福島県
福島市社会福祉協議会
郡山市社会福祉協議会
須賀川市社会福祉協議会
矢吹町社会福祉協議会

企業・民間

道路情報

・『道路通行実績』(ITS JAPAN)
乗用車、小型トラック、中型・大型トラックの通行実績(直近3時間)。

航空写真

・『令和3年2月 福島県沖を震源とする地震』(国際航業)
被災エリアの航空写真の提供(Bois/防災情報提供サービス)

研究機関

情報支援

クライシスレスポンスサイト(防災科学技術研究所)
災害情報の集約サイト(GIS活用)。震度の面的な広がり(面的推定震度分布)や地図上で推定の建物被害状況(建物被害推定(全壊))、液状化の状況等を地図上で確認できます。

支援団体等の対応

先遣隊等

・JVOAD
事務局や技術系の委員会委員を派遣予定
災害救援 レスキューアシスト

過去報

20210213 福島県沖を震源地とするM7.3の地震(最大震度6強)【2021/02/15 04:30現在】
20210213 福島県沖を震源地とするM7.3の地震(最大震度6強)(第2報)

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