20210916 石川県能登地方を震源とする震度5弱の地震

地震概要

地震諸元(気象庁)
発生時間(JST)2021/09/16 18:42
震源地石川県能登地方
緯度(北緯、度)37.5°N
経度(東経、度)137.3°E
規模(マグニチュード,mww)5.2
深さ(km)10
震度(5弱)石川県珠洲市
※この地震による津波の心配なし
※この地震について、緊急地震速報を発表


・『令和3年9月16日18時42分頃の石川県能登地方の地震について』(2021/09/16 気象庁)

防災上の留意事項

報道

専門家の見解

・『石川県能登地方で震度5弱 津波なし』(2021/09/16 NHK)
地震のメカニズムに詳しい東京大学地震研究所の古村孝志教授は、「今回の地震があった地域は、ことしの春ごろから小さな地震が増えていて、地震活動が活発になっていた。地震の規模は特別大きかったわけではないが、震源が浅かったため、震源の真上では強い揺れに襲われたと考えられる」と話していました。そのうえで、「震源が浅い地震は、その後も地震活動が続く特徴があるので、今後しばらくは同じような揺れを伴う地震活動に注意が必要だ。暗い時間帯なので周囲の安全をよく確認してほしい」と指摘しました。

報道

・『珠洲市で震度5弱 能登町で震度4 輪島市で震度3 津波なし』(2021/09/16 NHK)
震度5弱の揺れを観測した珠洲市役所の1階にいた危機対策室の職員によりますと、ドンという音がしたあと、10秒以上の横揺れを感じたということです。

避難状況

珠洲市

・蛸島町の住民5人が蛸島公民館に自主避難(北國新聞)

被害状況

報道

・珠洲市や輪島市などを管轄する奥能登広域消防本部によりますと、これまでのところ、地震による被害情報は入っていない(NHK報道)

関連機関の動き

政府

・9月16日18時42分に、総理大臣官邸の危機管理センターに情報連絡室を設置し、情報収集と警戒にあたっている(NHK報道)

関連情報

・『地殻変動の影響か、石川・珠洲市で今年13回の地震…専門家「当面続く可能性」』(2021/07/23 読売新聞)
今年(筆者注:2021年)に入り、石川県の奥能登地方では珠洲市を震源とする地震が13回発生し、過去10年間で最多となっている。県内で今年発生した地震は17回(20日正午現在)で、珠洲市内を震源とした地震が全体の約8割と突出して多い。専門家は地殻変動の影響を指摘しており、「当面は地震が続く可能性はある」と注意を呼びかけている。

関連記事

  1. 20180525 長野県北部で震度5強(M5.2)の地震

  2. 20180928 インドネシア スラウェシ島地震(更新中)

  3. 20190618 山形県沖を震源地とする最大震度6強の地震 (M6.7)

  4. 20220122 日向灘を震源とする最大震度5強(M6.6)の地震

  5. 20190103 熊本地方を震源地とする最大震度6弱の地震(1/9更新)

  6. 20190418 台湾東部地震(M6.1)

  7. 20170908 メキシコ沖地震

  8. 20171120 ニューカレドニア沖地震

  9. 20180906 平成30年北海道胆振東部地震(9/28更新)