災害の支援現場では、支援団体向けの情報共有会議などで、被害状況や支援状況、また議事録なども共有されることが多くなりました。結果、資料も膨大となり、全体像も掴みにくくなる側面もでてきます。
また、先災地での支援状況、例えば、散在する『みなし仮設住宅(民間の借上げ住宅)』へ、どう継続的にアプローチしていったか、現在でも有用な情報です。
今回、ファイル形式(office系やPDFなど)の違う資料で、かつ、前後の文脈を確認できる形(KWIC形式)で、キーワード検索できるソフトを紹介します。検索結果一覧で、クリックすると、その部分は内蔵ビューアで表示されます。
以下は、平成20年以降の防災白書(内閣府)で、「災害ボランティアセンター」を検索した結果です。
災害情報支援において、過去の資料を、いかに素早くかつ簡便に活用できるかは重要です。同じ轍を踏まないためにも、過去の記録が有効利用されていくことを願います。
・KWIC Finder 4 - ファイルGREP検索・KWIC索引・テキストビューア(シェアウェア、試用期間あり、作者:hishida)
・Vector:https://www.vector.co.jp/soft/winnt/util/se518558.html
・作者のページ:http://ebstudio.info/manual/KWICFinder4/KWICFinder4.html
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