20200624 メキシコ南部地震

現地時間6月23日10時29分ごろ(日本時間24日24時29分ごろ)メキシコ南西部のオアハカ州を震源地とする地震がありました。米国地質調査所(USGS)によりますと、震源地はメキシコ南部、震源の深さは約26キロ、地震の規模はマグニチュードは7.4と推定されます。メキシコ連邦当局によると、少なくとも死者6名の被害がでています。現地では、300回以上の余震が発生しているとのことです。
新型コロナウイルス感染症に関しては、在メキシコ日本大使館によりますと、メキシコでは依然として拡大傾向があり、警戒を呼び掛けています。震源地のオアハカ州は、全国の信号情報(新感染症危険情報)で「赤色」となっています。
新型コロナウイルス感染症発生状況(2020/06/19 19:00現在 メキシコ保健省)
累計症例数:170,485名(累計死亡者数:20,394名)

地震諸元

地震諸元(USGS)
発生時間(JST)2020/06/24 24:29
震源地メキシコ南部
緯度(北緯、度)16.029°N
経度(西経、度)95.901°W
規模(マグニチュード,mww)7.4
深さ(km)26.3 km
USGS[米国地質調査所]より)

震度(改正メルカリ震度階級、USGS)

※クリックで、USGSのマップへ

被害状況(2017/11/13 21:00現在)

人的被害

【死者】
計6名
※22歳女性1名、男性1名(オアハカ州知事)
※国営石油会社ペメックスの従業員1人(報道)、
【負傷者】
メキシコ市:2名(報道)
山間の村:重傷者3名(報道)

建物被害

オアハカ州クルセシータ:約200戸の住宅被害(報道)
メキシコ市:30棟以上(報道)

被害予測(USGS)

人的被害

報道


・『メキシコ南部でM7.4の大規模地震、死者少なくとも6人』(2020/06/24 ロイター)
死者が出ているのは震源に近いオアハカ州。州都オアハカ市と沿岸部を結ぶ山間の道路が落石で遮断され、救助隊員の到着に時間がかかったもよう。山間の村で重傷者が3人でているという。
震源地とされる同州の沿岸都市クルセシータでは、地震から数時間経った後も余震を恐れる住民が家の外で過ごしているとの目撃情報がある。一帯では約200戸の住宅が損壊したという。
ソーシャルメディアに投稿された動画では、震源近くの村で病院などの建物が大きく損壊している様子が確認できる。

・『メキシコでM7.4の地震、5人死亡 複数の病院が損壊』(2020/06/24 CNN)
(オアハカ州)保健当局によると、州内の数カ所で病院の建物が損壊した。ムラト氏はラジオ局とのインタビューで、このうち2つの病院は新型コロナウイルス感染者に対応していたと述べたが、被害の規模は明らかでない。
州都オアハカの市内全域で停電が報告された。

・『メキシコ南部で地震 4人の死亡確認』(2020/06/24 09:22 NHK)
メキシコにある日本大使館によりますと、メキシコ南部のオアハカ州には、およそ60人の日本人が住んでいて、大使館では安否について確認を進めていますが、これまでのところ、邦人被害の情報はないということです

SNS

関連記事

  1. 20170908 メキシコ沖地震