20190514 パプアニューギニア東部地震(M7.5)

日本時間の5月14日21時58分(現地時間の同22時58分)頃、パプアニューギニアのニューブリテン付近を震源地とする、マグニチュード7.7の地震がありました。日本への津波の影響はありません(「遠地地震に関する情報」(2019/05/15 00:10 気象庁))。
米国の太平洋津波警報センター(PTWC)は、この地震により、パプアニューギニアとソロモン諸島、ミクロネシア連邦で津波が到達するおそれがあるとして、日本時間の22時07分に津波情報を発表しましたが、23時30分に解除しました。ただし、今後数時間にわたり、多少の潮位の変化(最大0.3メートル)が起きる可能性があるとのことです。
発震機構が横ずれ断層型に近かったため、大規模な津波にならなかった可能性があるとのことです。

地震諸元

地震諸元(USGS)
発生時間(JST)2019/05/12 21:58
震源地パプアニューギニア、ニューブリテン
緯度(南緯、度)4.081°S
経度(東経、度)152.569°E
規模(マグニチュード,mww)7.5
深さ(km)10
米国地質調査所(USGS)による

津波情報

5月14日23時30分解除
米国の太平洋津波警報センター(PTWC)

被害状況

被害推定(USGS)

推計震度分布等(USGS)

・”ShakeMap“(USGS)

現地の状況

・「パプアニューギニア東部でM7.7の地震 日本への津波の影響なし」(2019/05/15 00:14 NHK)
震源からおよそ50キロ離れた沿岸の街、ココポにあるホテルの従業員は、NHKの取材に対して「大きな揺れは感じたが建物は壊れていない。ガラス製のコップが棚から落ちて割れた」と話していました。
また、別のホテルの従業員は「ここ7、8年間で最も大きな揺れだったので、とても驚いた。現在、地域一帯が停電しているため状況の確認ができないが、宿泊客にけが人はいない」と話していました。

報道

「パプアニューギニアでM7.7の地震発生 日本への津波の影響なし」(2019/05/15 00:10 ウェザーニュース)
 日本時間の5月14日(火)21時58分頃、南太平洋で規模の大きな地震が発生しました。震源はパプアニューギニア、ニューブリテンで、地震の規模(マグニチュード)は7.7と推定されます。
 この地震により、太平洋で津波発生の可能性があります。気象庁によると、この地震による日本への津波の影響はありません

・「パプアニューギニアでM7.7の地震(19/05/14)」(2019/05/14 ANN)

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