20230505 石川県能登地方を震源とする最大震度6強の地震(6/1更新)

※2023年6月1日更新

マップ

地震諸元

地震諸元(気象庁)
発生時間(JST)2023/05/05 14:42
震源地石川県能登地方
緯度(北緯、度)37.5°N
経度(東経、度)137.3°E
規模マグニチュード 6.5
深さ(km)12 km
震度(6強)【石川県】珠洲市 
震度(5強)【石川県】能登町
震度(5弱)【石川県】輪島市
備考この地震により、日本の沿岸では若干の海面変動があるかもしれませんが、被害の心配はありません。この地震について、緊急地震速報を発表しています
・『令和5年5月5日14時42分頃の石川県能登地方の地震について』(2023/05/05 気象庁)

推計震度分布

推計震度分布マップ(気象庁)
面的推計震度分布図、建物被害推定(全壊)等(クライシスレスポンスサイト 防災科学技術研究所)

気象庁の記者会見


令和5年5月5日14時42分頃の石川県能登地方の地震について』(2022/03/17 気象庁)

防災事項

防災上の留意事項(気象庁)

・この地震により若干の海面変動が予想されるが、被害の心配なし
・揺れの強かった地域では、家屋の倒壊や土砂災害などの危険性が高まっている
⇒今後の地震活動や降雨の状況に十分注意
⇒やむを得ない事情が無い限り危険な場所に立ち入らないなど身の安全を図るよう心がける
⇒特に夜寝る場所のまわりに落ちてくるものがないかなど確認
・揺れへの備えが第一だが、発生の場所や規模によっては津波が発生する可能性もある
⇒津波のおそれがある場合には、津波注意報や警報を速やかに発表するので情報に注意

今後の見通し(気象庁)

・過去の事例では、大地震発生後に同程度の地震が発生した割合は1~2割あることから、揺れの強かった地域では、地震発生から1週間程度、最大震度6強程度の地震に注意
・特に今後2~3日程度は、規模の大きな地震が発生することが多くある
・この地域では、2年以上地震活動が続いており、当面、継続すると考えられますので、引き続き注意
・5日夜から雨がふり始めて6日午後にはまとまった雨となり、夜にはピークとなる見通し(1時間に30ミリ以上の激しい雨が降るおそれ)⇒大雨による土砂災害に注意

専門家の見解

・『石川県珠洲市で震度6強の地震 専門家に聞く【QAで詳しく】』(NHK)
東京大学地震研究所の佐竹健治教授に聞きました。
Q.現地では土砂崩れや住宅の倒壊が相次いでいる。映像からどんな地震だったと言える?
A.規模が大きな地震で、震度6強という非常に大きな揺れがあったということがわかる。内陸でマグニチュード6.5という地震だと、この程度の災害は想定されるので、想定どおりの被害が起きているということが言えると思う。逆に言うと、このような被害がまだ見つかっていないところでも起きている可能性がある
Q.今後、さらにこうした揺れが起きる可能性を考えておいたほうがいいのか?
A.マグニチュード6.5の地震が起きると、そのあとこの地震によってさらにこれまでより大きな地震が発生する可能性がある。1週間ぐらいは、同様の揺れが発生する可能性がある。ただ、普通の地震と違って、これまでもずっと地震が続いてきたところなので、さらに地震活動が長く続く可能性があるのではないかと思う。

・『専門家「群発地震、年単位で続く可能性も」石川・能登震度6強』(2023/05/05 毎日新聞)
東京工業大の中島淳一教授(地震学)は「M6を超える大きな地震が起きたことは驚いている」と話す。(中略)なぜこれほど大きかったのか。中島さんは「地下でこれまでよりも大きな断層のすき間に水が入り込み、断層の破壊につながった可能性がある」と説明する。「群発地震は短い期間で終わるものが多いが、1965年から長野県で続いた『松代地震』など、5年以上続いた例はある。能登地方では今後も、M5~6程度の地震が年単位で続く可能性もある。長期的に地震活動を見ていくことが必要だ」と話した。

地震発生時の映像

懸念事項

屋根等の応急処置・応急修理の担い手不足

業者不足や自力では応急処置や修理が難しい世帯などで、家屋の被害がさらに進行することが懸念されます。これは、鳥取中部地震、島根西部地震、大阪北部地震、また、広範囲に屋根被害をもたらした2019年台風15号でも、大きな課題となりました。

大雨・強風や屋根からの転落などによる二次被害等

5月6日より雨予報。土砂災害や建物被害、特に、屋根損傷による雨漏り被害なども心配されます。また、屋根への応急処置の際の転落などの二次災害も懸念されます。
⇒雨漏り対策に関しては、支援団体より屋内の雨漏り対策資料を公開
こちら
※令和元年の台風15号では、死亡事故も起きています

・『千葉台風 家屋修理で転落死3人 101人けが、停電3万7000戸』(2019/09/19 東京新聞)
台風15号で被災した千葉県で、家屋修理の際に屋根などから転落した事故が相次ぎ、少なくとも3人が死亡、101人が重軽傷を負ったことが18日、消防への取材で分かった。県は高所での作業は事故につながるとして、屋根にブルーシートを張る際は専門業者に依頼するよう呼び掛けている。

揺れや震災の記憶の蘇りによる心身の不調

・揺れそのものだけでなく、心身への影響が懸念されます。
⇒家族や近所、福祉関係者等からの安否確認・声掛け

一人暮らし高齢者・障がい者宅などでの片付け

激しい揺れで、家具の転倒や物が散乱している家庭も多く、片付けが一人では難しい世帯について、支援が難しくなる可能性。
⇒家族・親族や、地縁組織、ボランティアセンター等での感染予防しながらの支援やサポートの予定

今後の地震や2次災害

・地震活動が今後も続いていく可能性や、復旧作業時等での2次災害の可能性
⇒耐震性の低い家屋からの避難(耐震補強等完了まで)、大きな地震や津波、土砂災害などを念頭に置いた復旧作業

一部損壊など、目に見えにくい被害の確認とフォロー

屋根上の被害などの一部損壊家屋は、被害状況が見えづらく、また、揺れの範囲も広いため、被害状況把握には時間がかかる可能性があります。また、一部損壊と言えども、屋根瓦の損傷などは、雨漏りで生活するのが難しくなったり、建物全体へのダメージにつながる可能性があります(島根西部地震や大阪北部地震、山形県沖地震など)。
⇒防災科研の推計震度分布も参考になります。また、山形県沖地震の時のように、航空写真によるブルーシート展張具合から、専門家による一部損壊以下の被害などを見える化できる可能性もあります。

避難状況

石川県

出典:『5月5日の能登地方を震源とする地震による被害等の状況について(第7報)』(2023/05/08 07:00 石川県)

珠洲市

→2023年5月20日午前8時をもって、すべての指定避難所を閉鎖(珠洲市)
・最大20箇所設置、254人避難
<報道>

・『震度6強の揺れ観測した石川・珠洲市 市内で唯一残っていた避難所を閉鎖 最大20カ所設けられる』(2023/05/20 FNN)
閉鎖されたのは、正院公民館の避難所です。これまで夜間に数人が利用していましたが、20日以降、避難者がいなくなる見込みとなり、閉鎖することにしました。

・『震度6強の珠洲、市内の避難所すべて閉鎖…避難者の多くは公営住宅に』(2023/05/22 読売新聞)
市によると、多くの避難者は県営住宅や市営住宅に移り住むという。20日は、市職員らが最後の避難所となった正院公民館に設置された簡易ベッドや間仕切りの解体作業を行った。加賀真樹・市総務課長は「今後は、仮設住宅を一日も早く完成してもらい、住民の安心で安全な環境を作っていきたい」と話した

・『避難解除前に全員帰宅 95%は避難所利用せず』(2023/05/09 北國新聞)
住民の多くは「自力で避難所まで行けない」「避難所は何かと不便」として自宅にとどまった。市は避難所の利用率が5%となったことに関して「かなり低い」(危機管理室)との認識を示し、担当者は「行政が危険だと呼び掛けても、住民によって考えや状況は異なる。一軒一軒お願いして回るわけにもいかない」と対応の難しさを口にした。

<避難所基本データ>
珠洲市緊急避難所データ(珠洲市オープンデータ)

輪島市

・最大3箇所設置、7人避難
・5月7日9時40分閉鎖

能登町

・最大3箇所設置、21人避難
・5月6日6時40分閉鎖

被害状況

人的被害

死者:1人
負傷者:48人
※2023/06/01現在

詳細

<石川県>
・珠洲市正院町においてはしごから転落し心肺停止1人(死亡)
・珠洲市正院町正院地区において建物が倒壊し、負傷1人(軽傷)
・珠洲市飯田町においてタンスの下敷きにより負傷1人(軽傷)
・珠洲市野々江町において転倒し負傷1人(軽傷)
・珠洲市三崎町において2階屋根から転落し負傷1人(重傷)
・珠洲市正院町岡田地区において建物が倒壊し、負傷1人(軽傷)
石川県能登地方を震源とする地震による被害及び消防機関等の対応状況』(2023/05/31 総務省消防庁)

住家被害

全国

全壊:30棟
半壊:116棟
一部破損:702棟
出典:『石川県能登地方を震源とする地震による被害及び消防機関等の対応状況』(2023/05/31 総務省消防庁)

市町村別
都道府県市町村全壊半壊一部破損合計
石川県珠洲市30116536682
石川県金沢市11
石川県輪島市11
石川県能登町1818
合計合計30116556702
出典:『石川県能登地方を震源とする地震による被害及び消防機関等の対応状況』(2023/05/18 総務省消防庁)
出典:『5月5日の能登地方を震源とする地震による被害等の状況について』(2023/06/01 石川県)
報道

応急危険度判定

珠洲市

・危険361棟
・要注意689棟
・問題なし1,667棟
計2,717棟
※5月11日完了
出典:『5月5日の能登地方を震源とする地震による被害等の状況について』(2023/05/22 石川県)

土砂災害

・5件(石川県珠洲市)
―人的被害 無し
―人家被害 半壊1戸、一部損壊1戸
出典:『石川県能登地方を震源とする地震に係る被害状況等について』(2023/5/8 内閣府)

断水

<珠洲市>
・すべて解消済み

水道水の濁り

<珠洲市>
・5月7日までにほぼ解消

報道

・『珠洲市の断水は7日午後1時に全世帯で復旧』(2023/05/07 18:06 NHK)
珠洲市によりますと、最も多いときで(5月)6日の夕方、128世帯で断水が確認されていましたが、復旧作業が進められた結果、7日午前3時半の時点で岩坂町の2世帯を残して解消していました。7日も作業が進められ、午後1時にすべての世帯で断水が復旧しました。珠洲市は、水道水に濁りが残っているとして7日午前10時から、若山町の2か所で給水所を設けていましたが、濁りも解消したため、午後2時で給水所を閉鎖

停電

・地震に伴う停電なし
※本日(5月8日)9:48〜10:39 に石川県で約 100 戸の停電が発生していたが、巡視の際、配電設備の損傷を確認したことから、作業のため停電させたもの。作業は完了し、停電解消済み。電力需給について問題なし。
出典:『石川県能登地方を震源とする地震に係る被害状況等について』(2023/5/8 内閣府)

通信

固定・携帯電話等の被害情報なし
出典:『石川県能登地方を震源とする地震に係る被害状況等について』(2023/5/8 内閣府)

ガス

LPガス

※5月8日7時30分現在
・珠洲市内のLPガス販売店1件の事務所(半壊)・ボンベ庫(全壊)が被災。現在、復旧作業中。
・珠洲市内で5件のガス漏れが発生したが、うち4件は復旧済み。残る1件は応急措置を実施の上、他のインフラの復旧状況を踏まえて復旧予定。

都市ガス

被害報告なし。
出典:『石川県能登地方を震源とする地震に係る被害状況等について』(2023/5/8 内閣府)

道路

※2023/05/19現在
出典:『5月5日の能登地方を震源とする地震による被害等の状況について(第7報)』(2023/05/08 石川県)

通行止

<珠洲市>
【市道】
3箇所(全箇所迂回路有)
※市道73号線 珠洲市宝立町地内 ほか2箇所
参考:<珠洲市>
【国道(県管理)】
・2箇所(全箇所迂回路有)
-国道249号 珠洲市大谷町地内にて落石の恐れ
-国道249号 珠洲市真浦町地内にて落石
【地方道(県管理)】
・2箇所
―(主)大谷狼煙飯田線 珠洲市川浦町地内にて路面段差
―(一)高屋出田線 珠洲市若山町鈴内地内にて法面崩壊
【市道】
・6箇所(全箇所迂回路有)
―市道73号線:珠洲市宝立町地内

片側交互通行

<珠洲市>
【国道(県管理)】
-国道249号 珠洲市大谷町地内にて落石の恐れ
-国道249号 珠洲市真浦町地内にて落石
【地方道(県管理)】
・4箇所
―(主)折戸飯田線 珠洲市正院町飯塚地内にて落石
―(主)大谷狼煙飯田線 珠洲市三崎町寺家地内にて路面崩壊の恐れ
―(主)珠洲里線 珠洲市若山町地内にて法面崩壊の恐れ
―(一)大屋杉山線 珠洲市三崎町地内にて路面の亀裂
―(一)高屋出田線 珠洲市若山町鈴内地内にて法面崩壊
【国道(県管理)】
<輪島市>
-国道249号 輪島市町野町大川地内にて路面の亀裂拡大

鉄道

・新幹線、在来線 全線運転再開済み
出典:『石川県能登地方を震源とする地震に係る被害状況等について』(2023/5/8 内閣府)

航空

・施設被害なし(能登空港、小松空港、福井空港、富山空港、新潟空港、佐渡空港、庄内空港、山形空港、松本空港)
出典:『石川県能登地方を震源とする地震に係る被害状況等について』(2023/5/8 内閣府)

農業被害

珠洲市

<JA被害>
・約50建物(倉庫や給油場等、壁のひび割れや水道管の破裂など)

・『珠洲市地震 農業用施設にも被害確認 JA故障した機械修理へ』(2023/05/24 NHK)
収穫したコメの乾燥などを行う「正院ライスセンター」では、地面が陥没して段差ができたり、機械や操作パネルの一部がへこんだりするなど、1500万円ほどの被害がありました。機械のほかの部分が故障している可能性もあるため、JAは、収穫時期の作業に影響が出ないよう、6月にも詳しい調査を行ったうえで修理を進めることにしています。一方、JAは農家が所有する機械にも被害が出ている可能性があるとして、農家に対し、しばらく使わない場合でも、早めに試運転を行うなどして点検するよう呼びかけています。

障害者施設

珠洲市

・七尾特別支援学校珠洲分校:職員室・トイレ等壁ひび割れ

詐欺被害

珠洲市

報道

・『珠洲市 地震便乗の被害防止へ 路線バスにポスター掲示』(2023/05/25 NHK)
ポスターは警察が制作し、市が無料で運行する路線バスの、乗客の目に付きやすい場所に貼られています。住宅の修理をめぐって高額な代金を請求されることがないよう、契約の内容をしっかり確認するほか、家族や知人に相談するよう呼びかけられています。また、義援金を名目にした振り込め詐欺や現金や貴重品の窃盗被害にあわないようあわせて注意を促しています。珠洲市では実際に地震に便乗した高額請求の相談が警察に寄せられているということです。

支援情報

支援法制

災害救助法
都道府県名市町村名ふりがな法適用日 被害の状況等備考
石川県輪島市わじまし2023/05/05石川県能登地方を震源とする地震により、多数の者が生命又は身体に危害を受け、又は受けるおそれが生じており、継続的に救助を必要としている。 災害救助法施行令第1条第1項第4号適用
石川県珠洲市すずし2023/05/05石川県能登地方を震源とする地震により、多数の者が生命又は身体に危害を受け、又は受けるおそれが生じており、継続的に救助を必要としている。 災害救助法施行令第1条第1項第4号適用
石川県能登町のとちょう2023/05/05石川県能登地方を震源とする地震により、多数の者が生命又は身体に危害を受け、又は受けるおそれが生じており、継続的に救助を必要としている。 災害救助法施行令第1条第1項第4号適用
出典:『令和5年石川県能登地方を震源とする地震にかかる災害救助法の適用について』(2023/05/05 内閣府)
被災者生活再建支援法

・該当区域:珠洲市
・災害発生日:2023/05/05
・適用基準:被災者生活再建支援法施行令第1条第2号
出典:『令和5年石川県能登地方を震源とする地震に係る被災者生活再建支援法の適用について(珠洲市) 』(2023/05/12 石川県)
報道

・『能登地震 珠洲市に被災者生活再建支援法を適用 仮設住宅も建設へ』(2023/05/13 朝日新聞)
石川県能登地方で5日に最大震度6強の地震が発生して1週間の12日、県は最も大きな被害のあった珠洲市に被災者生活再建支援法を適用すると発表した。自宅の損害割合が3割以上の被災者は、最大300万円の支援金を受けられる。市内への仮設住宅の建設も急ぐ方針だ。同法は災害で住宅の全壊が10棟を超えた自治体に適用される。珠洲市内では、少なくとも12棟の全壊が確認された。支援金額は全壊(損害割合5割以上)、大規模半壊(同4割台)、中規模半壊(同3割台)によって異なるが、補修、建設・購入などに応じて25万~300万円が支給される。

激甚災害

局地激甚災害に指定見込み
・適用地域:石川県珠洲市
出典:『令和五年五月五日の地震(石川県能登地方を震源とする地震)による石川県珠洲市の区域に係る災害についての激甚災害及びこれに対し適用すべき措置の指定見込みについて』(2023/05/23 内閣府)
報道

・『珠洲市の震度6強の被害 政府「局地激甚災害」指定へ』(2023/05/ NHK)
内閣府は23日、珠洲市では農業用施設や堤防などの土木施設の復旧にかかる費用の見込み額が、「局地激甚災害」の指定基準を上回る見込みとなったと発表しました。政府は近く「局地激甚災害」への指定を決定する方針で、公共施設などの復旧工事を行う際には国からの補助率が70パーセントから80パーセント余りに引き上げられます。また中小企業については資金を調達する際に保証を受けやすくするための特例措置が適用されることになります。谷防災担当大臣は閣議のあとの記者会見で「被災した自治体と被災者は財政面や資金面で不安を抱くことなく復旧に取り組んでもらいたい。珠洲市は高齢化率が高いなど地域の実情として厳しいものがある。能登半島ではおととし以来、地震が引き続いているので、きめ細やかな対応をするように心がけていく」と話していました。石川県によりますと、5月の地震による被害は道路や橋などに亀裂が入ったり、川の護岸が崩れたりするなど、土木関係だけですでに57億円にのぼっています。農林水産関係でも水田ののり面が崩れたり、用水路が破損したりする被害が出ていますが県は農林水産関係の被害額は算定中だとしています。

義援金

石川県

・受付期間:令和5年5月10日(水)から9月29日(金)まで
・受付窓口:石川県、日本赤十字社石川県支部、石川県共同募金会他
出典:『令和5年5月能登地方地震災害義援金の受付について』(石川県)

支援窓口

珠洲市

・支援手続き・相談に関するワンストップ窓口を開設
報道

・『生活再建、ワンストップで市役所に総合窓口 支援金や税の減免』(2023/05/29 北國新聞)
総合窓口は市民が効率的に相談・申請できるよう、市役所1階に設置、各課から職員5人が配置された。生活再建支援金の申請や、固定資産税と国民健康保険税、後期高齢者医療保険料、介護保険料の減免の手続きができる。全壊した家屋は市が解体することや、準半壊以上の被害を受けた住宅が対象の応急修理制度も説明する。開設初日は午前中から市民が訪れ、市職員が5日に発生した最大震度6強の地震による被害状況や、希望する手続きを聞き取り、生活再建支援金の申請書作成などをアドバイスした。(中略)市の担当者は「効率的に手続きできるよう、総合窓口を活用してほしい」と呼び掛けた。総合窓口の設置期間は未定で、利用者が減るまで平日に開設する。

調査・個別訪問

珠洲市

報道

・『震度6強 石川 珠洲 住宅被害468棟に 県“さらに増える見込み”』(2023/05/09 19:29 NHK)
珠洲市 1人暮らしの高齢者や障害者の支援チームを立ち上げ
珠洲市では1人暮らしの高齢者の健康管理や生活の立て直しが課題となっていて、市が医療や福祉の従事者による支援チームを立ち上げ、高齢者などの自宅を巡回する活動を行っています。珠洲市は65歳以上の人の割合がおよそ51%と高齢化率が高いため震度6強の揺れを観測した翌日の5月6日に医療や福祉の従事者による1人暮らしの高齢者や障害者の支援チームを立ち上げました。9日は看護師などが5班に分かれて高齢者などの自宅を一軒一軒回り、
▼血圧の測定をはじめとした体調チェックをしたあと
▼地震が起きた際の避難経路を一緒に確認したほか、
▼孤立しないよう近所づきあいをしているかどうかなどを聞き取っていました。
6年前から1人暮らしをしている87歳の女性は「余震の不安などで寝つきが悪いです。震度6強の地震が起きた時は足腰が悪く車も運転しないので避難所には行きませんでした。この地域はバスの便が少ないため買い物に行くための交通手段にも困っています」と話していました。活動を行っている珠洲市健康増進センターの三上豊子所長は「弱音を吐きたくても吐けない高齢者が多いので巡回を続ける中で被災者のニーズを集めて課題を1つずつ解決していきたいです」と話していました。

住宅支援

珠洲市

・公営住宅
報道

・『珠洲市で公営住宅提供準備 高齢で上階への入居難しいケースも』(2023/05/10 NHK)
これまでに市営住宅6戸と県営住宅7戸のあわせて13戸の部屋を確保したということで、自宅が全壊した人を優先して入居に向けて調整しているということです。ただ確保した13戸のなかには4階建てや5階建ての集合住宅の上階の部屋もあり、住む際には階段を上り下りする必要があるため、高齢者の入居は難しいケースも出ているということです。

・建設型仮設住宅
珠洲市に16戸建設(5月19日より工事着手)

自治体

罹災証明

<珠洲市>
5月8日から
・『市民課で罹災証明書の申請を受け付けています』(珠洲市)
【報道】

・『珠洲市では住宅の「り災証明書」申請の受け付け始まる』(2023/05/08 NHK)
市役所の1階に設けられた専用窓口には次々と住民が訪れ、被災した住宅の写真をもとに、職員と相談しながら申請書を記入するなどして手続きを行っていました。珠洲市役所の「り災証明書」の申請窓口は平日、午前8時半から午後6時半まで開かれています。珠洲市では現在、「り災証明書」の申請を市役所の専用窓口のみで受け付けていますが、今後、オンラインでも申請できるよう準備を進めています。
り災証明書の相談に訪れた吉野貴乃さん(77)の2階建ての住宅は、今回の地震で、柱が曲がったり壁が崩れ落ちたりする被害が出ました。「応急危険度判定」では、最も危険度が高い「危険」と判定されています。吉野さんは「一番つらいことは、自分の家に暮らすことができないということです。家を建て替えたいですが、お金がいくらかかるのか分からず、余震が続き片付けもできないので不安です」と話していました。

・『生活再建へ罹災申請、石川・珠洲』(2023/05/08 北國新聞)
市の窓口を訪れた同市正院町地区の男性(78)は、自宅や車庫の屋根瓦がはがれたり、壁がひび割れたりしたと明かし「保険会社から証明書があった方がいいと言われ相談に来た。何回も何回も(地震があって)大変」とため息をついた。

・『罹災証明書の申請受け付け開始 被災した珠洲市「危険」建物139棟』(2023/05/08 朝日新聞)
(三崎町二本松の)畜舎が倒壊し、トラクターや農機具が下敷きになったままだという。建物やがれきの撤去費などで補助を受けることを見越して、「(証明書を)取っておいた方がいいと思った」と話した。蛸島町の70代女性は自宅が傾き、居間のドアが開かなくなったという。「証明書が何かの役に立てばいいけど」と不安そうだった。

災害ごみ

<ガラス・陶磁器など>
・受入期間:令和5年5月8日(月曜日)~5月31日(水曜日)
・受入場所:お住いの地域のごみステーションかごの横
・ごみ出しできるもの:ガラスくず・陶磁器くず・瓦くず・崩れた璧土など
・ゴミの出し方:透明または半透明の袋に入れる(袋が破ける場合は、内側に紙などを敷く)
<大きなごみ・大量のごみ>
受入期間:令和5年5月9日(火曜日)~5月18日(木曜日)9時00分~16時00分
場所:市営野球場駐車場(蛸島町)
※5月19日以降はジャンボリー跡地(蛸島町)
・積込方法:
―あらかじめ(1)から(8)の順におろせるように分別して積載
(1)可燃粗大ごみ(木製・プラスチック製の家具、布団など)
(2)角材・柱材・板材(廃木材)
(3)ガラス・陶磁器くず
(4)コンクリート
(5)瓦
(6)壁材(スレートなど)
(7)金属くず
(8)家電リサイクル
※ご自身で運び込めない方は、珠洲市環境建設課まで相談。
・注意事項:
―充電式バッテリー(リチウムイオン電池等)内蔵の電化製品については、必ず電池を抜く
―生ごみは、通常の収集日に、ごみステーションへ
―産業廃棄物持込不可
リンク:『災害で発生したごみの出し方について』(珠洲市)
【報道】

・『珠洲市 家庭で出た災害ごみを無料で受け入れ開始』(2023/05/09 NHK)
珠洲市では9日から、ガラスや焼き物の破片など袋に入る災害ごみについては、透明か半透明の袋に入れ指定の家庭ごみ置き場の横に出すことができるようになりました。この際、市が指定するごみ袋を使う必要はなく、5月いっぱいはいつでも出すことができるということです。また、袋に入れられないものは、珠洲市蛸島町にある市営野球場の駐車場に仮置き場が設けられ9日から受け入れが始まりました。
仮置き場には午前中からトラックが次々と訪れ、住民が壊れた家具や屋根瓦などを置いていく様子が見られました。仮置き場では9日から5月18日の午前9時から午後4時まで災害ごみを受け付けていて、19日以降は別の場所で受け入れを続けるということです。
トラックで訪れた男性は「ガラスの破片などを持ってきました。次に来るときは車がなくて不自由な地域の人と一緒に来たい」と話していました。珠洲市では自分で大量のごみ出しが難しいお年寄りも多いということで、珠洲市は自宅まで災害ごみを回収する人を手配することもできるので気軽に相談してほしいとしています。

・『珠洲市、災害ごみ受け入れ開始』(2023/05/09 北國新聞)
市内では家屋のがれきの他、壊れた家具の破片などが大量に出た。住民から大規模な受け入れ場所の開設を求める声が上がっていた。瓦やガラスを乗用車で持ち込んだ60代女性は「量が多く、軽トラックも持っていないので明日以降も、ここに来ないといけない。(地震が多く)珠洲にいるのが嫌になってきた」と語った。

<鳥居など>
報道

・『倒壊の鳥居、公費で撤去 珠洲市、国の補助金活用』(2023/05/26 北國新聞)
県神社庁の25日時点のまとめでは、5日の地震で珠洲市内の28社で鳥居や手水舎、灯籠、こま犬などが倒壊した。鳥居は根元から折れ、倒れた衝撃で割れてしまって処分せざるを得ない。日蓮(にちれん)宗本住寺(正院町正院)では江戸時代に建てられたという鐘楼堂の柱が折れ、屋根が落ちた。鳥居や鐘撞き堂は大型のものが多く、撤去費も高額になることが想定される。市は倒壊した鳥居や鐘撞き堂、全壊の建屋についても環境省の補助金を使えることを確認。復興に向けて、少しでも寺社、氏子、檀家(だんか)の負担を減らす方向だ。撤去前に市役所で手続きし、被災証明を受ける必要がある。既に撤去した場合は処分前の写真や領収証などがあれば、市が対象額を支払う。

社会福祉協議会・災害ボランティアセンター

5月11日
・事前マッチングによる災害ボランティア活動開始予定
5月7日
珠洲市社会福祉協議会が災害ボランティアの事前登録受付を開始
登録対象:奥能登2市2町の在住者、又は事業所・各種団体
作業内容:破損した陶器類等の片付け
5月5日
・石川県県災害ボランティア本部設置

障害者支援

・5月15日から26日まで、聴覚障害者を対象とした、戸別訪問による健康等調査を実施するため、県・県内市町・県聴覚障害者協会から、保健師・手話通訳者・ろうあ者相談員を派遣。(出典:『5月5日の能登地方を震源とする地震による被害等の状況について(第15報)』石川県)

ふるさと納税

珠洲市

報道

・『震度6強 石川 珠洲 住宅被害468棟に 県“さらに増える見込み”』(2023/05/09 19:29 NHK)
珠洲市によりますと、最大震度6強の揺れを観測した地震があった5月5日から7日までの3日間に、市に寄せられたふるさと納税の額は474万円余りに上ったということです。令和5年度、4月1日から5月7日までのふるさと納税の総額はおよそ989万円で、そのほぼ半分が5月5日の地震以降に寄せられていて、去年の同じ時期のおよそ8倍に急増しています。申し込みと一緒に「1日も早い復旧を願っています」とか「震災からの復興、頑張ってください」といったメッセージが寄せられ、返礼品を望まない人もいるということです。珠洲市産業振興課の高林義信課長は「感謝の気持ちしかありません。地震活動が収まらず大変な日が続きますが、復興によりいっそう力を入れて取り組みたいです」と話しています。

企業・民間

道路情報

通れた道マップ(トヨタ)

研究機関

情報支援

防災クロスビュー(防災科学技術研究所)

リンク

報道機関

北國新聞

基本情報

珠洲市

人口
地区名・地名人口(人)男性(人)女性(人)世帯数
205 珠洲市12,9345,9366,9985,493
宝立地区2,0098941,115831
馬渡45242120
是久34142015
泥ノ木13676
善野28111718
黒峰7433
64293531
柏原82424039
石尾谷内60273329
助政50232724
金見49262326
宗玄87375026
中鵜島72343830
上稲荷71314029
下稲荷40182222
白山76344229
上八幡55243125
下八幡49242519
朝日111486348
南町169838669
見付97435446
住吉84325234
本町63303329
常盤69333627
上中ノ釜80384239
下中ノ釜(福祉施設含む)27710017771
中野109515847
高井41152618
法住寺、加下27131412
上戸地区1,271587684531
上戸町第1区52252723
上戸町第2区86374931
上戸町第3区1919010172
上戸町第4区96415544
上戸町第5区105485749
上戸町第6区111486348
上戸町第7区144687659
上戸町第8区22510611978
上戸町第9区122536954
上戸町第10区28131512
上戸町晴気台1区98524657
上戸町晴気台2区13674
飯田地区1,265587678583
春日団地5143
鍛治町第1区58253328
鍛治町第2区2982120
栄町第1区70363432
栄町第2区186939395
栄町第3区106446246
大町32141816
西寺町第1区36142217
西寺町第2区87384942
南町131597259
南浜町53242927
今町161728963
港町30131713
吾妻町第1区183958880
吾妻町第2区98514742
若山地区1,551718833679
出田306138168118
出田団地95484761
広栗94415341
鈴内144737160
経念96445246
古蔵66333334
中田86384837
火宮112506239
59273224
延武53203324
宇都山50203023
大坊69333624
82424040
南山、白滝9636
洲巻145910
上山33132015
北山23111210
吉ヶ池53252820
二子167911
上黒丸38182014
上正力24141010
宗末29121712
直地区1,123521602449
野々江町天神町105465940
野々江町大島田249123126119
野々江町中島田166689864
野々江町西中町50232719
野々江町東中町35112417
野々江町杉之木117595847
野々江町本江寺159778256
岩坂町103495434
熊谷町第1区40182214
熊谷町第2区99475239
正院地区1,267564703550
立町135607556
三社口41182318
西浜68323628
神明町67283929
八幡町77344330
大町37191822
御城34191514
今町57282923
東浜32151718
大小路120437747
寺丸126606665
前浜68284030
黒滝74363832
狩的70284238
平床49212819
飯塚東57263125
飯塚西75344127
岡田80354529
蛸島地区1,134518616495
諏訪町32171510
前ノ浜73324132
中貝蔵42162618
本貝蔵91375442
東貝蔵122556752
島ノ地89355439
仲町33132013
本仲町53312231
東仲町51222924
仲脇40142618
西脇38172117
脇浜本町50272323
東脇81384337
今町71314030
桜町1771010
栄町161847764
旭町90424835
三崎地区1,9869151,071769
雲津1968810878
小泊(福祉施設含む)28510318271
伏見83434032
高波53262720
引砂144707456
宇治116516546
森腰135686758
粟津147717663
大屋38182022
寺家大浜87414635
寺家川上本町66323426
寺家下出92365636
寺家塩津上野110506041
内方49222720
117615649
細屋77374034
杉山130666456
二本松61322926
日置地区410200210189
狼煙町第1区103495447
狼煙町第2区60322827
川浦町52272520
折戸町138617767
東山中町39211821
唐笠町181087
大谷地区918432486417
真浦町47212623
仁江町67323525
清水町60273323
片岩町46222426
長橋町79403936
角間8534
大谷町第1区136597761
大谷町第2区131626960
大谷町第3区41221923
馬緤町赤神23121110
馬緤町157748369
笹波町、石神町27131410
高屋町96435347
参考資料:『令和 2 年国勢調査速報集計市町地区別人口及び世帯数』(2021/07/26 石川県)
参考資料『令和5(2023)年版 統計すず』(珠洲市)
単位地区

基礎集落:161(区長) の基礎集落
地区:10 地区(各々区長会長が選任)

空き家

珠洲市

資料:『珠洲市空家等対策計画』(R04改訂 珠洲市)

公営住宅

珠洲市

事業主体名称住所構造戸数
市営正院団地珠洲市正院町19-101-3 木造 10
市営吾妻団地 珠洲市飯田町29-31 木造 10
市営野々江団地珠洲市野々江町ワ-1-2 耐火 32
市営コーポ晴気台珠洲市上戸町北方27-47-2耐火 80
県営若山珠洲市若山町 耐火 32
石川県建築住宅センター

障害者

珠洲市

基本統計
障害種別人数
視覚障害児者56
肢体不自由児者470
言語聴覚障害児者79
内部障害児者240
知的障害児者133
精神障害児者(手帳)59
精神障害児者(自立支援)179
凡例:身体障害者手帳交付者数、療育手帳交付者数による。精神障害者は、精神障害者保健福祉手帳交付者数(手帳)および、自立支援医療費支給認定者数(自立)にわけて記載
出典:『珠洲市障害福祉計画(令和3年~令和5年)』(珠洲市)
障害者施設
種別名称サービス区分
特別支援学校七尾特別支援学校珠洲分校
障害者向けサービス提供事業所ワークショップすず生活介護、就労継続B型
障害者向けサービス提供事業所珠洲市社協訪問介護サービスセンター居宅介護、重度訪問
障害者向けサービス提供事業所ラポールすず椿短期入所、グループホーム
相談支援事業所相談支援事業所すず計画相談、障害児相談支援
障害者向けサービス提供事業所
相談支援事業所
障害福祉サービス多機能型事業所 さざなみ生活介護、短期入所、就労継続B型、施設入所支援、共同生活援助、放課後等デイ、計画相談支援、障害児相談支援
出典:『珠洲市障害福祉計画(令和3年~令和5年)』(珠洲市)、WAM NET

資料

・『珠洲市障害福祉計画(令和3年~令和5年)』(珠洲市)

外国人

珠洲市

平時の取組み

・災害時語学サポーター育成講座in 珠洲市(石川県国際交流協会)
・外国人防災講座in 珠洲市(石川県国際交流協会)
出典:『「災害時語学サポーター育成講座in 珠洲市」及び「外国人防災講座in 珠洲市」の開催について』(2014/10/10 石川県国際交流課)

タイムライン

関連記事

  1. 20190103 熊本地方を震源地とする最大震度6弱の地震(1/9更新)

  2. 20220104 父島近海を震源とする最大震度5強の地震

  3. 20180114 ペルー沖地震

  4. 20190510 日向灘を震源地とする最大震度5弱の地震(M6.3)

  5. 20180525 長野県北部で震度5強(M5.2)の地震

  6. 20171115 韓国南部地震

  7. 20200313 石川県能登地方を震源地とする最大震度5強(石川・輪島市)の地震(M5.5)

  8. 20171120 ニューカレドニア沖地震

  9. 20190422 フィリピン北部地震(M6.1)